ライブ配信vol.1 〜Be Here Now〜 制作秘話 No.5

アーカイブが上がるまでの2週間。全曲解説!

あのライブ配信の裏側。。。。 どんなことが起こって、どんな意味があったのか。お楽しみください♡

M-7 イメチェン!! 

さあ、

いよいよ、今回のライブ配信に向けて最も準備を重ねたメドレーの域に入ってきました。

7曲めはみんな大好き「イメチェン!」 この曲は、i-tunesでも配信されていますが、昨年の夏に完成した曲。 配信されている音源や、これまでみんなで踊ってきた歌はスタッフのmikiちゃんの歌ってるもの。 ですが、今回は、このナンバーから以降、子供達の歌声でお届けしようと夏休みにレコーディングを重ねてきました!


杉組でも、南組でもそれぞれの場所でレコーディング。 レコーディングの機材を揃えて、エンジニアをしてくれた杉組スタッフ、ゆうと、南組スタッフ、千葉くん。 そうやって技術を持ってるスタッフがいてくれるからこそ、トモプロの作品は、普通の発表会とはわけが違うのです!

オリジナルの歌を、子供達がレコーディングしてそれに合わせて踊る、なんて、、、、 本当に贅沢w

もし自分が小学生だったら、絶対トモプロに入りたいといつも思っていますw


それもこの曲は、キャスト達が自分で発注書をかき私に手渡したところから生まれた曲。 ちょうど、先輩ユニットのanrinaちゃん達が、「Rainbow Ring」という自分たちのオリジナル曲で頑張ってる姿をみて後輩の数名達が、私に手書きの発注書を書いて持ってきたのです。

「私たちの歌も、作って!」

こういって、自分から動き出す子達。 素晴らしいと思います。

誰かに言われてやるんじゃなくて、憧れが目の前にあるなら、自分で取りに行く。 そんなマインドを、トモプロちゃん達には持ってもらいたい。 常々そう思っていたので、渡された発注書を見ながら「よっし。名曲を作ろう!」と思いました。


しかしトモプロのソングは、すべて南相馬への愛の歌。 子供達が「歌いたい!」という内容だけでは、意味をなさない。 そこで私は、海辺のイベントに合わせてこの曲を仕上げることにしました。

それが、昨年の南相馬北泉海岸の、海開きイベント。

震災後、私が初めて行った場所。 津波の傷跡がまだすごくて、何にもなくて、 「放射能の影響で、この海には、当分入れないよ」と言われた場所。


ただただ悔しくて、涙も出なかった海岸。 美しくて、たおやかで、海は少し、怖かった。

そこに、みんなが帰ってくる。 2019年、夏。

ちょうど、南相馬を代表するサーファーの室原さんにお会いし「ここで、子供達、歌って踊らせてよ」と言ってくださった。

よし、ここだ。

ここから、どんどん人が集まって、みんなが喜んで笑って、楽しんで、花火を見上げる。 サーフィンして、子供達が笑顔ではしゃいで、恋人達が肩を寄せ合う。

当たり前の、海の景色。

そう 子供達からもらった歌のタイトルは「イメチェン!」でした。

「イメチェン!」っていうタイトルの歌を作る、、、 それは北泉海岸の歌。

どんどん今の自分を変えて 脱ぎ捨ててゆけばきっと 変われる気がするの イメチェン!

この出だしは、北泉海岸に。。。いえ、南相馬に向かって歌った歌詞でした。

悲しすぎた景色は、ゆっくりと時間をかけて8年後に、生まれかわった。 どうしても、北泉で、この歌をこの子達に歌わせたかった。



衣装は、サーフガールのように、短めのパーカーと、デニムの半パン。 サンバイザーや、ポニーテールで、海辺の女の子気分。 サウンドは、とにかくキラキラで、女の子達が憧れる振り付けを、と。 かおり先生と、何度もやり直して、この振付にしました。

そうすると、トモプロの女子達の憧れソングに! みんな「イメチェン!」を踊りたがる。 その振りに憧れて入ってきてくれた子もいました。嬉しかった。

北泉海岸が、どんどん美しくて、みんなを喜ばせて行くように トモプロの「イメチェン!」がどんどん、女の子達を喜ばせてゆく。



そして選抜された、イメチェンメンバー。

レコーディングで、6歳の南組ゆあちゃんがしっかり練習してきてこの歌を歌ってくれた時 私は、涙が出ました。

この子は、広大な津波の跡地の北泉海岸を知らない。 けれど、この歌を、元気に歌ってくれる。 私の想いは、今この子は知らなくても、 この歌の意味を知らなくても、 元気に歌って踊ってくれる。 それが、嬉しい。

思い立った瞬間に 動き始めてくミライ 迷わず 立ち止まらずに 信じて


このフレーズも、南相馬へのエールです。

「イメチェン!」を、画面の向こうのみんなにしっかり、届けて!!と私は話し 南組センターの、のんの 杉組センターの、しき

は、その大役を果たしました。

中学生で踊ってくれた 南組、みつほ 杉組、まつり は、もういっぱしのアーティストの表情でした。

南組では、るな、このみ、ゆあ 杉組では、ゆずき、りん、ちえり

それぞれ5人が、大好きな「イメチェン!」を踊る表情は 最高でした。

しっかりと、この子達から メッセージを、その画面の向こうへ届けられた気がしました。



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トモダチプロジェクトは東日本大震災をきっかけに南相馬で誕生した「みんなのうた」。

この1曲が繋いだ南相馬と杉並の子ども達が、歌と踊りを通じて交流を続けていくプロジェクトです。

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