いつもたくさんの応援、本当にありがとうございます。
南相馬&杉並トモダチプロジェクト代表のnappoこと、狩野菜穂です。
今回、9月25日、26日に南相馬市で開催予定でした第7回本公演「ONE LOVE」は、コロナウィルス感染拡大防止対策のためと、東京都の緊急事態宣言の延長に鑑みまして止むなく、延期させていただくことにいたしました。
ご協力、ご支援、ご声援くださる皆様に大変なご迷惑とご心配をおかけいたしますが、申し訳ありません。
本決定におきまして、たくさんの意見交換を行い、トモプロスタッフ、保護者、関係者一同の意見を元に苦渋の決断をさせていただきました。
現在、東京都でも子供達を中心にコロナウィルスの感染が蔓延しています。その状況は福島県の南相馬市でもほぼ同じです。
このウィルスが感染させるものは、人の身体の健康のみならず、人と人とのコミュニケーションを分断し、心の健康を奪うというとても辛く悲しい結果を導きます。
トモプロとして、この状況下で子供達を危険に晒しながらも演目を上演する事は私たちのメッセージではないと考え、さらに一層感染対策を強化し、チームが一丸となって公演を成功させられるように準備を重ねたいと考えました。
延期の日程については、2021年今年の12月末を予定しています。
場所は同じく、南相馬市民文化会館「ゆめはっと」の予定です。
まだ詳しい調整などが必要ですので、延期日程については追ってご連絡させていただきます。
第6回本公演は、昨年2月、公演3日前に中止を決定し、今回は2週間前に延期を決めました。
とても辛く、悔しく、残念ですが、この経験が必ずこの次のステージのために必要なものであり、トモプロがここから、どうすればコロナと共存しながら子供達と夢を形にすることができるのかに、挑戦していきます。
ここからは、そんな私たちの挑戦する姿を赤裸々に発信し続け、コロナと共にある現在の私たちの新しい形を探し、提示していくことがメッセージだと考えています。
はなれていても そばにいる
この言葉を、震災後、杉並と南相馬で10年続けてきた私たちです。
300kmm離れた子供達、大人たちが、コロナに引き裂かれようとしてもこの手はやっぱり、離さない!と心を一つにもう一度ステージを目指しますので、どうか、引き続きご声援、ご支援、ご協力の程をよろしくお願い申し上げます。
2021年9月12日
南相馬&杉並トモダチプロジェクト
代表 狩野菜穂
