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ライブ配信vol.1 〜Be Here Now〜 制作秘話 No.5

アーカイブが上がるまでの2週間。全曲解説!

あのライブ配信の裏側。。。。 どんなことが起こって、どんな意味があったのか。お楽しみください♡


M-5 ふくしまちゃん 「のまたん★DANCE」「うけどん 絵描き歌」

トモプロのマスコットキャラクター「ふくしまちゃん」の登場です。

このキャラクターは、2015年、トモプロが二本松で合宿ステージを行うときに、誕生しました。

浪江町から避難されてる方の多い二本松地域で、大平体育館という場所をお借りして、 トモプロのステージを行いました。 杉並からもキャストが行き、南組、杉組で合宿をしながらのステージでした。

そこで、少しでもおじいちゃん、おばあちゃんに楽しんでいただこうと、可愛いちびっこたちに福島の名産品をかぶせて、歌ってもらうことにしました。


最初は、3体の「ふくしまちゃん」

赤べこちゃん、桃ちゃん、そして二本松の、菊ちゃん、でした。

杉組のキャスト2名と、南組キャスト1名が演じた、初代ふくしまちゃん。

トモプロソングで誕生した「のまたんDANCE」を歌いながら、頭に福島の名産をかぶった「ふくしまちゃん」達が踊りました。

会場に来てくださったおじいちゃん、おばあちゃんは、大喜び!手を叩きながら、とっても喜んでくださいました。 ステージが終わった後、満面の笑みで「ありがとうね。可愛かったよ」と 言ってくださった方もいらっしゃいました。 それを見て、トモプロの存在理由が、少し見えた気がしました。

私たちは、ただ、歌って踊るだけじゃない。 福島で頑張ってらっしゃる方々、浜通りの方々に少しでも喜んでもらったり、元気を渡すことができたら。。。

「ふくしまちゃん」は私の中で、トモプロのメッセージとしてとても大きな存在になりました。


あれから5年。 嬉しいことに、トモプロのKIDS CLASSには、たくさんのちびっこが入ってくれました。 かっこよく、可愛く踊るお兄さん、お姉さん達を見ながら、憧れて入って来てくれた子達。

そしてその子達は皆「ふくしまちゃん」を登竜門にステージに上がっていきます。


今は南組に6体、杉組に3体。合計9体の「ふくしまちゃん」

そのどれもが、杉組のキャストママの、まやさんの手作り。 毎回新しい「ふくしまちゃん」をその手で誕生させてくれて、今回も新しく「三春の滝桜ちゃん」を産んでくれました。

このキャラクターは、新しく入った南組の「ゆあちゃん」が自分でやりたいと手紙を書いてくれたもの。 小高に住む「ゆあちゃん」は三春の滝桜が大好きだそうです。 福島を代表する、名所。 そんな彼女の手紙から誕生した9体目の「ふくしまちゃん」

2月の本公演では、杉組の「りおちゃん」演じる「らーめんちゃん」も誕生。 これはイメージを具現化するのに、とても苦労しましたw

喜多方ラーメンちゃん、のイメージ。ひっくり返ったラーメンどんぶりが、可愛い金髪の女の子のように見えます。


赤べこ(会津)、桃(福島市)、菜の花(南相馬)、甲冑(南相馬)、龍(小高)、鮭(浪江)、フラ子(いわき)、ラーメン(喜多方)、滝桜(三春)

ひとつひとつに口上があり、時間をかけて誕生した「ふくしまちゃん」は私がゆっくりと福島を感じて出会ったイメージの具現化。



2月の本公演は、そんな「福島」が教えてくれた温かさや、たおやかさ、優しさを、杉並の座・高円寺から発信したかった。 そんな準備をしていました。

今回の本公演の影の主役は、「ふくしまちゃん」だったのです。

9体が揃って、豊かな福島を紹介して回る。。。 チビちゃん達が、主役のお話しでした。

東京で見せたかった「ふくしまちゃん」 今回、こうやって世界中に発信できたことは、とても嬉しいのです。

ライブ配信のすごさを、ここでも感じました。

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